マネジメントが効いていない部署を特定したい

ISSUE・SOLUTION

課題・背景

こんな想いありませんか?

「マネジメントがうまくいっていない部署をデータとして把握したい」

「本社から見えにくい、支店の状況を知りたい」

「噂だけでなく実態がどうなのか確信を持つための材料がほしい」

 

よくあるご相談

ストレスチェックのご相談では、このような声をよく聞きます。

・上司部下関係が悪いといっても、どう悪いのか分からない

・本社からだと、支店の状況やフロア違いの部署の状況が分からない

・マネジメント研修はしているが効果測定ができていない

・ハラスメント事案の有無を念のために確認したい

 

業務環境を構成する重要要素である「人間関係」とくに「上司―部下」関係で悩んでいる企業は多く、またストレスチェックの実施を通じて「サポート」の値が低いといっても、マネジメントがどのくらい効いていないのか?どこに問題があるのか?等が分からず次の一手に悩む人事担当も多いのが実状です。

ココロモニターでは、「上司」のマネジメント状況の評価に関連するいくつかの項目をアウトプットとして盛り込んでいます。その結果を総合的に見ることで、部下から信頼されている上司や嫌いな上司が行っているマネジメントの「どういった部分で問題があるのか?」「どこを強化する必要があるのか?」を明確にする支援を行っています。

ココロモニターでできること

マネジメントエラーの3タイプを知り、「緊急性」と「強化ポイント」が明確になる

マネジメントエラーの3タイプ

上司部下関係がうまくいっていない際の上司のタイプは主に3つに分かれると考えています。

<※タイプ3)感情的な衝突を起こしている上司は、タイプ1~2の継続負荷による感情的な悪化によって起こることが多い。>

ココロモニターのデータでは、単純な「上司サポート」のスコアだけではなく、マネジメントに関連する複数のスコアを活用することで、その集団の上司のマネジメントが「ざっくり3タイプ」のどれに当てはまるのか評価ができます。人事としても「どの程度うまくいっていないのか?」といったマネジメント不良の程度をデータで把握することが可能です。データを活用することで、「噂ではよく分からない実態」や、「見えない部署の状況」を把握することができ、人事による職場改善介入を行うかどうか判断しやすくなります。

「感情的な衝突度合」から緊急性と強化ポイントを明確にできる

マネジメント不良のタイプを見極めたあとには、「マネジメントが効いていない」現状に対し、「感情的な衝突度合」をもとに「緊急性」を判断することが可能です。
タイプ3)の様に上司部下関係が感情的に悪化していて修復が困難なケースや、タイプ1~2)のように教育や現場での工夫で改善が見込めるケースなど、レベルをある程度把握し、さらに現場からの声を参考にすることで、優先してケアが必要な部署特定が可能となります。
データをスクリーニングの道具として用い危険な部署を特定し、ココロモニターのデータにおける関連スコアで仮説を立てたうえで、関係者へのヒアリングを行うと、現状の把握を深く行うことができます。

また、マネジメントエラーと関連して「中間管理職の育成」に対する課題を明確にすることも可能です。
上記3タイプにおける特定部署におけるマネジメントエラーの緊急性評価だけではなく、ココロモニターの「職位別」絞込み分析も活用し、育成がうまくいっていない管理職の層の特定や課題の特定を行うことで、人事としても特定の部署の上司評価だけではなく、職位による「育成傾向」をつかめ、効果的な教育施策を考案することができます。