高血圧の方は要注意!「ヒートショック」ご存じですか? 2019.12.16

ヒートショックとは、急激な温度差によって血圧が変動し、

失神・脳梗塞・心筋梗塞・不整脈などが引き起こされることをいいます。

 

冬は脱衣室や浴室が寒いため、血管が縮んで血圧が上がります。

しかし、湯船につかって体が温まると血管が広がり、今度は血圧が下がります。

このような血圧の急変動が心臓に負担をかけるのです。

 

日本では、ヒートショックの影響で年間約1万7千人が死亡するともいわれており、

高齢者を中心に誰にでも起こる可能性があります。

 

浴室でヒートショックが引き起こされると、

転倒や溺水へつながる可能性もあり注意が必要です。予防方法について確認しておきましょう。

 

(1)使用の前に脱衣所や浴室、トイレを暖める

(2)湯温は41度以下、長湯や首まで浸かることを避ける

(3)浴槽から急に立ち上がらないようにする

(4)飲酒直後の入浴は控える

(5)降圧薬、精神安定剤、睡眠薬などの服用後の入浴時には十分に注意する

(6)入浴の前には家族へ声掛けをして、入浴していることについて把握しておいてもらう

 

また排便の際など、暖かい部屋から移動した直後にいきむことで血圧が上昇し、

ヒートショックを発症することもあるといわれています。

 

温度差に十分注意して冬を過ごしましょう!

<< >>

  • 衛生委員会
    ホットトピック

  • 季節の話題

  • 信じて得する
    心理学

  • サービス情報

「エリクシアレター バックナンバー」
TOPに戻る