カウンセラーの相楽まり子です。 前回は怒りを鎮める方法の1つ「6秒ルール」についてお話しましたが、実はもう1つ「40秒ルール」もあることをご存じでしょうか。 脳科学的に、怒りとは「アドレナリン」が分泌された状態です。怒りの発生でアドレナリンの血中濃度がピークに達するのは6秒後。6秒過ぎればアドレナリン濃度が下がり、爆発的な怒りは徐々に収まり始めます。 ただ、ピークは過ぎ去ってもアドレナリンはまだ残った状態なので、イライラやモヤモヤした気持ちは残っているのです。 この残ったイライラが落ち着くのは、アドレナリンの濃度が半分程度になる40秒後。40秒経てばイライラの感情に支配されることなく、冷静に目の前の事態に対処ができるようになるでしょう。10秒間かけて深呼吸を4回すれば、40秒はあっという間です。 6秒+40秒ルールを使って、どんな怒りも上手に手放していきましょう。 << 前の記事へ 次の記事へ >> 衛生委員会ホットトピック 季節の話題 信じて得する心理学 サービス情報 「エリクシアレター バックナンバー」 TOPに戻る