怒りの「6秒ルール」の根拠 2025.01.21

カウンセラーの相楽まり子です。

怒りを鎮める方法の1つに「6秒ルール」があります。
怒りのピークは6秒なので、とにかく6秒間やり過ごせば、
その後は冷静さを取り戻せるという説です。

この “6秒”という数字の根拠は何か、ご存じですか?
答えは、興奮系の神経「アドレナリン」の分泌です。

脳科学的に分析すれば、怒りとは「アドレナリン」が分泌された状態です。
怒りの発生によってアドレナリンの血中濃度がピークに達するのは6秒後
だから、6秒過ぎればアドレナリン濃度が下がり、
怒りはおさまっていくという理論です。

なぜ6秒なのか、理由が分かると更に6秒ルールの効果は増すと思います。
今後カッと怒りを感じることがあった時は、心の中で
「アドレナリンの分泌おさまれ~」と唱えながら、
6秒間を上手にやり過ごしてみましょう。

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