カウンセラーの相楽まり子です。 怒りを鎮める方法の1つに「6秒ルール」があります。怒りのピークは6秒なので、とにかく6秒間やり過ごせば、その後は冷静さを取り戻せるという説です。 この “6秒”という数字の根拠は何か、ご存じですか?答えは、興奮系の神経「アドレナリン」の分泌です。 脳科学的に分析すれば、怒りとは「アドレナリン」が分泌された状態です。怒りの発生によってアドレナリンの血中濃度がピークに達するのは6秒後。だから、6秒過ぎればアドレナリン濃度が下がり、怒りはおさまっていくという理論です。 なぜ6秒なのか、理由が分かると更に6秒ルールの効果は増すと思います。今後カッと怒りを感じることがあった時は、心の中で「アドレナリンの分泌おさまれ~」と唱えながら、6秒間を上手にやり過ごしてみましょう。 << 前の記事へ 次の記事へ >> 衛生委員会ホットトピック 季節の話題 信じて得する心理学 サービス情報 「エリクシアレター バックナンバー」 TOPに戻る