前回は、集中力の根源は意欲である、というお話をしました。目標が明確で、自分ならできると信じられれば、自然と意欲がわき、高い集中力も生まれます。 今回は、集中力を高める色彩環境についてです。 自分を取り巻く環境からどんな「色」が視界に入るかによって、心理面や作業効率に影響を与えることが様々な研究で明らかにされています。 例1)集中して知識・技能の習得をしたい時ダークブルーやライトブルーの落ち着いた環境が最適。集中力を高め作業効率をアップする。 例2)創造力を働かせる必要のある作業の時ライトレッドやライトイエローなど明度が高い色が良い。モチベーションや作業スピードが上がる。ブルー系はむしろ創作意欲が減る。 例3)ミスなく正確性が求められる作業を行う時刺激の少ないホワイトが最適。ミス率を下げ、正答率を上げる。他の色が入ると達成率は上がってもミスが増えるので、テストは白い用紙が最適。 以上のように、取り組む業務の種類によって視界に入るカラーを調整してみると、高い集中力が発揮され、成果に繋げることができます。 リモートワークやオフィスの環境を整える時の参考にしてみてくださいね。 << 前の記事へ 次の記事へ >> 衛生委員会ホットトピック 季節の話題 信じて得する心理学 サービス情報 「エリクシアレター バックナンバー」 TOPに戻る