前回から引き続き、今回も自分のコミュニケーションの傾向を知る「ソーシャルスタイル」についてお伝えしていきます。 普段の会話の中で「思考表現」と「感情表現」をどの程度強く出すかによって、ソーシャルスタイルは4つに分けることができます。 今回は、思考表現は弱く感情表現が強い「エミアブル」について解説します。 「エミアブル」は、人間関係やチームワークを重視するのが特徴です。 自分よりも相手の気持ちを優先し、誰かの期待に応えようと頑張る縁の下の力持ちタイプ。 周囲とのバランスを取るのがうまく、場の雰囲気を和ませる「気立ての良い癒し系」といった印象を与えます。 仕事に関しては下記の様な特徴が見られます。 ・話の進め方…問いかけ、相談するように・決断方法…周囲に気を遣う、時に優柔不断・プロセス…ストレスなく輪を大切に進める・得意業務…仕事を始める前の根回し、聞き役・ストレス蓄積時の反応…1人で抱え込んで無理をする謙遜が強く褒められ下手なエミアブル。 身近で当てはまる人がいれば、「あなたがいてくれて良かったです」「〇〇さんに聞いてもらえるとほっとします」などと、存在を大切にする思いやりの言葉が、信頼関係の構築に繋がります。 今回で、4つのソーシャルスタイルの解説は完結です。 言動の気になる相手がいれば、ぜひソーシャルスタイルを突き止めて、コミュニケーションに活かしてくださいね。 << 前の記事へ 次の記事へ >> 衛生委員会ホットトピック 季節の話題 信じて得する心理学 サービス情報 「エリクシアレター バックナンバー」 TOPに戻る