「些細なことですぐにイライラして疲れました…」「もっと穏やかに、怒らずに過ごしたいです…」カウンセリングでは、こんな風に「怒りやイライラ」に関するお悩みを多く受け付けます。 イライラしやすい体質を改善する方法は様々ありますが、そのうちの1つ、『自分の怒りの矛先を意識する方法』をご紹介します。 例えば、あなたが急いで歩いていて、曲がり角を曲がろうとした時、向かいからきた相手と肩がぶつかった場面を思い浮かべてみてください。 相手はあなたを責めるような、嫌そうな顔をしています。 こちらもついイラっとしそうな場面ですが、あなたの中で沸き起こる不快感は、次の3つの中でどれに一番近いでしょうか。 1)「どこ見てるんだよ!」「気をつけろ!」→不快感の矛先が相手に向いている2)「私が不注意だった!」「なんてことしちゃったんだ!」→不快感の矛先が自分に向いている3)「曲がり角は危険だな」「たまにはこんなアクシデントも起こるよね」→不快感の矛先を人には向けない1)2)のように、相手や自分にばかり不快感の矛先が向いていると、どうしてもイライラしやすくなります。 イライラの種である不快感の矛先を人に向けない方向を探してみると、イライラは和らぎます。 「罪を憎んで人(相手・自分)を憎まず」の精神で、イライラを上手に手なづけていきましょう。 << 前の記事へ 次の記事へ >> 衛生委員会ホットトピック 季節の話題 信じて得する心理学 サービス情報 「エリクシアレター バックナンバー」 TOPに戻る