心理的柔軟性とは、「環境に合わせ自分の感情・思考をアジャストさせつつ、目標達成に向けて必要な行動をとる力」です。 心理的柔軟性は主に3つの要素で成り立つと言われています。① 今、ここにいること② オープンでいること③ 大切だと思う行動をとること 今回は、②「オープンでいること」を深堀したいと思います。 まずはオープンの反対、クローズな状態をイメージしてみてください。自分の殻の中に閉じこもったような感じだとしましょう。殻の中は閉鎖的で、自分の思考や言葉が反響して繰り返されます。すると、次第にそれが全て現実かのように見えてきます。 しかし、自分の殻を破って、外界にオープンになるとどうでしょうか。自分の思考から離れて、様々な現実に近づいてみると、自分の考えとは全く異なる体験に出会うかもしれません。 この殻を破った状態でいることが「オープンでいること」です。自分の殻に閉じこもらず、どんな体験であっても恐れず味わってみるスタンスは、心理的柔軟性の大事な要素です。 それでは、また次回。 << 前の記事へ 次の記事へ >> 衛生委員会ホットトピック 季節の話題 信じて得する心理学 サービス情報 「エリクシアレター バックナンバー」 TOPに戻る