保健師の中川です。3月に入り、新入社員の受け入れの準備で忙しい時期かと思います。昨今、入社3年以内の離職率が高まっていることはご存じでしょうか?2024年10月に厚労省が公表した「新規学卒者の離職状況」によると、大卒の入社3年以内の離職率は34.9%(前年比2.6ポイント増)と増加しています。今回は、Z世代の早期離職を防ぐために、受け入れの時期に会社ができる対策を2つご紹介します。 ■職場での意思疎通の向上Z世代は、コロナ禍の影響を受け、他者との直接的に関わる機会やチームワークを身につける経験が少ないと言われています。プロジェクト型業務や社員研修などを組み合わせて、社会人基礎力を継続的に高める取組みや、コミュニケーションスキルの向上を支援する施策が重要です。 ■管理職によるラインケアの強化春は寒暖差が大きく、職場環境や人間関係の変化が多いため、自律神経が乱れやすくなる季節です。管理職には日頃から部下の様子に関心を持ち、相談しやすい環境や雰囲気を心がけてもらうことが必要です。 コミュニケーションを丁寧に行い、働きやすい職場環境を整えるための取組みを行っていきましょう! << 前の記事へ 衛生委員会ホットトピック 季節の話題 信じて得する心理学 サービス情報 「エリクシアレター バックナンバー」 TOPに戻る