怒りの「40秒ルール」の勧め 2025.02.18

カウンセラーの相楽まり子です。

前回は怒りを鎮める方法の1つ「6秒ルール」についてお話しましたが、
実はもう1つ「40秒ルール」もあることをご存じでしょうか。

脳科学的に、怒りとは「アドレナリン」が分泌された状態です。
怒りの発生でアドレナリンの血中濃度がピークに達するのは6秒後
6秒過ぎればアドレナリン濃度が下がり、爆発的な怒りは徐々に収まり始めます。

ただ、ピークは過ぎ去ってもアドレナリンはまだ残った状態なので、
イライラやモヤモヤした気持ちは残っているのです。

この残ったイライラが落ち着くのは、アドレナリンの濃度が半分程度になる40秒後
40秒経てばイライラの感情に支配されることなく、
冷静に目の前の事態に対処ができるようになるでしょう。
10秒間かけて深呼吸を4回すれば、40秒はあっという間です。

6秒+40秒ルールを使って、どんな怒りも上手に手放していきましょう。

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