カスハラ対策できていますか? 2024.12.17

エリクシア保健師の中川です。
厚労省は、毎年12月を「職場のハラスメント撲滅月間」と位置付けています。
中でも、近頃ニュースで多く取り上げられているものが、
「カスタマーハラスメント(カスハラ)」です。
カスハラとは、顧客等からのクレームや言動のうち、
社会通念上不相当な手段や態様により、労働者の就業環境が害されるもの
を指します。
今回はカスハラ防止のために会社ができる対策をご紹介します。

■カスハラを想定した事前準備
1. 基本方針・基本姿勢を明確に示す
基本方針・基本姿勢、対応の在り方を従業員に周知・啓発し、
教育していくことが大切です。

2. 相談窓口を設置し、従業員に広く周知する
相談対応体制を整えるため、カスハラ相談窓口を設置し、
利用方法について従業員に広く周知しておきましょう。

3. 社内対応ルールについて従業員等へ教育する
予め対応体制や方法を決め、具体的な社内対応ルールについて
従業員研修等を実施しておくことがおすすめです。

■実際にカスハラが発生した場合の対応
事実関係を正確に確認し、被害者に対しメンタル不調への対応等、
配慮の措置を適切に行うことが重要です。

カスハラから従業員を守る姿勢を示し、
働きやすい職場環境づくりを行っていきましょう。

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