心理学用語「フロー状態」とは?① 2024.10.22

心理学では「フロー状態」という概念があります。

フロー状態とは、1つの活動に深く没入し、他の何事も気にならなくなり、
その経験自体が非常に楽しいと感じられ、思い通りのパフォーマンスが出せる
状態
です。

どうやったらこのフロー状態を生み出すことができるのか、
研究は今なお続けられています。

確かに、仕事やスポーツに取り組む時、
自分がフロー状態になる手順が分かっていれば、
いつも最高のパフォーマンスを出せるかもしれませんよね。

ある研究では、フロー状態になるには“事前準備”も必要だと説明しています。
事前の準備とは主に下記の3つです。

①心理的コンディショニング
明確なプランを立て、何度も練習して自信をつけておく。
良いイメージと適度な緊張感で集中力を高めておく。

②リラックス
肩の力は抜け、自分らしく落ち着いて臨もうと感じている。

③良好な体のコンディションの認知
体のコンディションが良好で、不安のない状態である。

この先、自分が大事な仕事や勝負事に臨む時は、
①~③の条件を事前準備の段階で意識してみると、
もしかしたら活動中にフロー状態に入り、
最高のパフォーマンスを発揮できるかもしれませんよ。

次回は、活動の最中に必要なフロー状態の条件について解説します。

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