カウンセラーの仕事をしていると【内なる声】の重大さについて考えることが良くあります。 私たちは無意識のうちに自分にたくさん声をかけています。自分にきつい言葉をかけるときもあれば、優しく励ます声をかけるときもあります。まるで、自分の中に批判者と支援者という相反する二人がいるかのようです。 この内なる批判者を発見して声を弱めたり、逆に支援者の声を大きくしたりする作業は、一人では難しいのでカウンセラーが存在します。 自己否定を繰り返す批判者を一緒に探し出して「まぁまぁそんなに決めつけて否定しなくても」と、ストレスをかけないようなだめていきます。 また、発言力を失って黙ってしまっている支援者を育て、セルフケア力を高めてもらいます。 ただ、自分の内なる批判者と支援者は、意識できるよう練習すれば自分一人でも見つけることができます! 特に、感情が大きく動かされる出来事があった時は、批判者が自分を責める声が聞こえるか、支援者が慰め励ます声が聞こえているか、冷静に自己分析してみてください。 自分の中にいる批判者と支援者の存在に気づけるようになると、セルフケア力が格段に上がり、余計なストレスを抱えにくくなりますよ。 << 前の記事へ 次の記事へ >> 衛生委員会ホットトピック 季節の話題 信じて得する心理学 サービス情報 「エリクシアレター バックナンバー」 TOPに戻る