5月下旬になり、そろそろ梅雨に入り、あっという間に夏を迎えます。この時期に気をつけたいのが食中毒です。 食中毒は、原因となる細菌やウイルスが付着した飲食物を摂取することで発症します。梅雨(5月~6月)と夏(7月~9月)は湿度や気温が高く、細菌が増えやすいため、細菌性食中毒への注意が必要です。 食中毒と聞くと、加熱が十分でなかった肉や生のカキなどのイメージがあるかと思いますが、冷蔵庫に入っている飲みかけのペットボトルでも食中毒を起こす可能性があります。 夏場は水分補給が欠かせないため、職場でペットボトル飲料を摂取する機会が増えるかと思います。飲み切れなかったペットボトルを職場の冷蔵庫に入れっぱなしで帰宅してしまった、という経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。冷蔵庫の中で保管していたとしても、ペットボトルから直接飲むことによって、口腔内の菌や食べかすなどがペットボトルの内部に入り、菌が増殖します。そのため、ペットボトルは1日で飲み切るか、退社時に必ず処分をするなど、ルール作りをすることがお勧めです。 また、ペットボトル飲料に限らず冷蔵庫の中に賞味期限の切れたものがないかを確認する、定期的にアルコール消毒をするなど、社内で食中毒を起こさない・拡げない対策をしていきましょう。 << 前の記事へ 次の記事へ >> 衛生委員会ホットトピック 季節の話題 信じて得する心理学 サービス情報 「エリクシアレター バックナンバー」 TOPに戻る