私たちは気軽に「集中力」という言葉を使います。「もっと集中力を高めたい!」とか「集中力が足りない!」など。 でも、集中力って結局何なんでしょうか?何をもって集中していると定義するのか。集中する力とはどうやって高められるのか。色々な疑問が浮かびます。 そこで今回から全3回に渡り、「集中力の正体とは?」というテーマで集中力を解剖していきたいと思います。 集中力の研究が盛んなスポーツ心理学の世界では、集中した状態は4種類あるとしています。 1. 狭く内向きの集中細かい作業やその瞬間の自分の動作に集中している状態2. 狭く外向きの集中特定の相手やものごとに集中している状態3. 広く内向きの集中自分以外のある特定のものを広く分析し、それについて思考を巡らせる状態4. 広く外向きの集中外部の広範囲で起きている変化を察知し対応している状態 集中力といっても集中する方向と範囲の掛け合わせで随分異なることが分かりますね。担当する業務、作業によって必要な集中力の種類も変わってくると思います。あなたが高めたい集中力はどれですか? 次回は「集中力を高める方法」にフォーカスします。 << 前の記事へ 次の記事へ >> 衛生委員会ホットトピック 季節の話題 信じて得する心理学 サービス情報 「エリクシアレター バックナンバー」 TOPに戻る