夏本番を迎え、暑さに体が慣れず、体調がすぐれない方もいらっしゃるのではないでしょうか?高温多湿となる日本の夏は、「夏バテ」に注意が必要です。 夏バテは・外気温と室内温度の差・自律神経の不調や睡眠不足・水分不足と食事バランスの乱れなどによって引き起こされます。 主な症状としては、食欲不振、疲労感、だるさなどがあります。 今回は、オフィスにおける夏バテ対策3つをご紹介します。 1.こまめに水分補給ができる環境を整えるフリードリンクを設置するなど、従業員が水分補給しやすい環境があるとよいでしょう。自覚症状以上に脱水症状が進行している場合もあるため、のどの渇きに関わらず、作業前後や作業中にこまめに水分を摂取することが大切です。なお、スポーツドリンクや清涼飲料水など糖分を多く含む飲み物は過剰摂取に注意が必要です。 2.冷房の効きすぎに注意する外気温との温度差や身体の冷やしすぎは自律神経の乱れを引き起こします。室内温度を28℃前後にする、もしくは、外気温との差が5℃以内になるようにすると良いでしょう。肌で風を感じると体感温度が下がるため、扇風機なども効果的に使うことをお勧めします。 3.労働時間の管理を適切に行い、睡眠時間を確保する45時間を超える残業をすると、十分な睡眠の確保が難しくなってきます。睡眠不足になると夏バテや熱中症のリスクも高まるため、従業員が十分な睡眠時間を確保できるよう時間外労働の管理を適切に行うことも対策になります。 夏バテによって従業員の集中力・業務効率の低下につながる恐れもあるため、企業としても可能な範囲で夏バテ対策に取り組むことをお勧めします。 << 前の記事へ 次の記事へ >> 衛生委員会ホットトピック 季節の話題 信じて得する心理学 サービス情報 「エリクシアレター バックナンバー」 TOPに戻る